最近は自分で豆を焙煎して淹れてます、みなとです(みなと (@m17t0) | Twitter])
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今回はわたしのドリップコーヒーの淹れ方をご紹介したいと思います。
バリスタ学校で学んだことや、いろいろなお店の淹れ方を参考にしたり見たり聞いたりしたことを参考にして、この淹れ方がいいんじゃないかということを踏まえて淹れてます。
いろんなお店、大会チャンピオンの淹れ方、さまざまな淹れ方ややり方は違います。
それを集めて参考にした上で、わたしなりの淹れ方をしているので「これって違くない?」と思われるかもしれません。
あくまでこれがわたしの淹れ方だということを念頭において「こういう淹れ方もあるんだ〜」と参考程度に見ていただくようお願いします。
わたしのドリップコーヒーの淹れ方
淹れる前の準備
使用器具について
淹れる前に今回使用する器具をご紹介します。
- コーヒーミル(豆を挽く器具、今回は手動を選択)
- ドリッパー(HARIO V 60を使用)
- サーバー(HARIO V 60にあったポット)
- ペーパーフィルター(HARIO V 60にあったもの)
- タイマー付き微量計(HARIOのものを使用)
- お湯を沸かす電気ケトル
コーヒーを抽出するにはこんな感じで器具をたくさん使います。
わたしは人気のHARIO(ハリオ)というメーカーのものを多く使ってます。
買いやすい価格でコスパもいいですし、デザインもおしゃれです。
いつか全部HARIOで揃えたいです〜!




ドリッパーやサーバーはメーカーが違うとうまくドリッパーが乗らなくてガタついて危険なのでなるべく同じメーカーのものを使うといいですよ。
(わたしは過去にメーカー違いのドリッパーとサーバーを使った時、ガタついて抽出中にドリッパーが落ちてやけどしかけたことがあります)
おすすめはメーカーを揃えること。
そうすると統一感が出ていい感じに^^
実用的なメーカーのものからおしゃれ重視のブランドものまでさまざまあります。
見ていると全部揃えたくなっちゃいますね!
自分が気に入った使いやすいものを使うとさらに気分が上がりますよ!
さあ抽出しよう
豆を計ってミルに入れます。
ここでは2杯分20グラム入れます。
今回は手動のミルでガリガリと豆を挽いていきます。
自動のミルも楽なので欲しいですが、手で豆をガリガリ挽くのもコーヒー淹れてるって感じがして楽しいので手挽きのミルを使ってます。
挽いた豆はまだフィルターに入れません。
お湯を300CCプラス、少し多めに沸かしてからサーバーを温めるのと、ドリップに使うフィルターを湯通しします。
これをペーパーリンスと言います。
フィルターはドリッパーにぴったり合うように折り目をつけてセットします。
乾いてるフィルターでコーヒーを落としてしまうと旨味をフィルターが吸ってしまうのを防ぐためです(乾いたまま入れるという説もありますがわたしはペーパーリンス派)
この時使うカップにもお湯を入れて温めておきます。
少し止めて85℃くらいになるまで冷まします。
ポットの蓋を開けて3分くらい置くとだいたい85℃になります。
少し待つ間に湯通し(ペーパーリンス)したフィルターに先ほど挽いた豆を入れます。
表面を平らに、偏りがないようにします。
粉の表面が平らになってない時は、谷側のフチをトントンとたたくと山側がくずれて平らになります。
結構便利な知識なので覚えておくといいかもです。
真ん中に少しくぼみをつけます。(くぼみをつけない人もいますがわたしはつける派)
お湯を落とす目印とお湯を均等に行き渡らせるためです。
湯通ししたサーバーのお湯を捨てます。
そうこうしているうちにお湯がちょうど良い温度になっているので抽出を始めます。
コーヒーの抽出はだいたい85℃〜90℃が適温と言われてます。
1投目
低い位置から真ん中に落とします。
のの字を書くように、全体を湿らせる程度にお湯を落とします。
この時のポイントは下からポタポタと垂れるくらいが目安です。
(ここで落ちたコーヒーは使わない人もいますがわたしは使う派)
表面がふくらみ20秒くらい蒸らすとよい香りが立ってきます。
2投目
20秒くらいたったらふたたびのの字を書くように真ん中からお湯を落とします。
パンチの穴を通せるくらい細いお湯を意識してのの字を描きます。
ワキをしめてお湯のポットを持つと注ぎが安定します。
真ん中からハンバーグ状に豆がふくらみます。40ccくらいお湯を入れて少し落ち着くのを待ちます。
3投目
入れたお湯が落ち切る前にふたたび70ccほどお湯を落とします。
丁寧に、お湯は一定の細さを意識します。
ここで大事なのが、フィルターの壁にはお湯をかけないこと。
フィルターの目が詰まって壁からお湯が染み出して薄いコーヒーになってしまいます。
粉の真ん中だけ使いましょう。
4投目
泡が沈み切らないうちに40ccほど静かに注ぎます。
また泡が沈み切らないうちにドリッパーにお湯が残っている状態で外します。
これは抽出以上にお湯が落ちてしまうと味が薄まってしまうのを防ぐ為です。
上に残っている泡は灰汁なので下まで落としてしまうと雑味、えぐみが出てしまいます。
お湯が残っていてももったいがらずに外してしまいましょう。
カップに注ぐ前にサーバーをゆっくり回して攪拌し、コーヒーの濃度を一定にして→カップに注いだら出来上がり!
これでおいしいコーヒーができました。
注ぎはじめてからのポイントとしては、コーヒーの雑味まで抽出されてしまうので、2分30秒からせめて3分以内に落とすのがポイントです。
お湯のグラム数と時間を一緒に図れるHARIOのスケールが便利なのでおすすめですよ。
基本をおさえて自分好みのコーヒーを淹れよう
いかがでしたでしょうか。
わたしはいままでいろいろなお店や大会チャンピオンの淹れ方を見てきてこの淹れ方になりました。
基本をおさえつつ、この淹れ方にたどりつくまでお店やイベントに足を運んだり、本をたくさん読んだり動画を見たりして勉強してきました。
もちろんさまざまな淹れ方があるので、もしおいしいコーヒーの淹れ方があればぜひ教えてください。
皆さんにとって何かしらの参考になる部分があれば嬉しいです。
濃いめのコーヒーが好みなら豆の量を多くしたり、薄めが好みならお湯の量を多めにしたりと自分で工夫してみるのも実験みたいで楽しいですよ!
コーヒーは嗜好品です。
自分好みの味になれば淹れ方は自由だとわたしは思います。
皆さんもいろいろな淹れ方をためして良いコーヒーライフをお過ごしくださいね^^
この記事が参考になれば幸いです。
それではまた!
(みなと (@m17t0) | Twitter])
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特別編〜今回使用した愛用の器具たち〜
手動のコーヒーミル
コーヒーを豆から挽いて淹れる時、わたしが初めて購入したものです。
手ごろな価格が買いやすいです。
ガリガリと豆を挽く感覚と香りが楽しいです。
手動で挽き目の調整が細かく変えられるので、豆の種類や焙煎度合いによって変えることが出来ます。

コーヒードリッパー
今回、HARIOのV60というものを使ってます。
このシリーズはプラスチック製やガラス製、金属製などがあって選ぶのが楽しいです。
初心者の方におすすめなのはこのプラスチック製のドリッパーです。
こちらも手ごろな価格で買いやすいですし、万が一割れてしまってもすぐ買い直せるので気軽に使ってます。

ペーパーフィルター
ドリッパーがHARIO製なので、ペーパーフィルターもHARIOのものを使いました。
他のメーカーのものを選んでしまうとドリッパーにぴったりはまらないのでなるべく純正のものを購入してください。

コーヒーサーバー
ドリッパーがHARIOなのでサーバーもHARIOです。
先ほども書きましたが、ドリッパーとサーバーは同じメーカーのものを選びましょう。
違うメーカーのものを選ぶと思わぬケガをするかもしれません。
洗い物中に割ってしまう確率が高いコーヒーサーバーですが、HARIOは買い直しやすい価格で助かります。

タイマー付き微量計
微量計は簡単に言うとキッチンスケールであります。
こちらのいいところはお湯のグラム数を測りながら、タイマーがついているところ。
抽出しながら時間が分かるのでわざわざタイマーを買わなくていいです。
ひとつで2度おいしい微量計となってます。
バリスタ学校でもこちらを使用していました。

お湯を沸かす電気ケトル
こちらはお湯を沸かすためだけに使ってます。
我が家のはなるべく白で家電を揃えているので見た目がいいです。
ドリップするときはなるべくお湯を細く出すようにして使ってます。

以上がわたしが愛用している器具です。
どれもネットで購入しやすいものなので、気になったらぜひチェックしてみてください!